運用戦略

​PIMCOアブソルート・リターン・ストラテジー(PARS)

戦略概要
多くの投資家は、株式市場や債券市場に対するベータリスク(市場リスク)を伴わない追加的な収益源泉を求めており、そのために確かな専門知識、豊富なリスク管理リソース、および長年にわたり実証された投資プロセスを有する運用会社に関心を寄せています。魅力的な絶対収益を追求する背景には、リターンの源泉をより効率的な他の市場に求める、あるいはより独立したアブソルート・リターン(絶対収益)投資を望む、といったニーズがあります。PIMCOの提供するPIMCOアブソルート・リターン・ストラテジー(PARS)は、一貫性があり信頼に値する超過収益の源泉を求める投資家にとって魅力的であると考えています。

PARSは、制約を極力排除したフレームワークにおいてPIMCOの投資プロセスを活用するユニークで革新的な投資アプローチです。PARSは、PIMCOの投資アイデアを反映し、望ましいエクスポージャーを不要なリスクから隔離するため、デリバティブの売り持ちや慎重なレバレッジの利用など、伝統的な投資ツールを超えた手法を活用します。これにより市場の歪みを利用し、グローバル債券市場でプラス・リターンの獲得を狙います。投資家の皆様が、個々のリスク・リターンに関するニーズに最も相応しい戦略を選べるよう、PARSでは4つの異なるクラスを提供しています。

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ご留意事項

過去の実績は将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。本資料には、本資料作成時点でのPIMCOの見解が含まれており、その見解は予告なしに変更される場合があります。本資料は情報提供を目的として配布されるものであり、投資助言や特定の証券、戦略、もしくは投資商品の推奨を目的としたものではありません。

債券市場への投資は市場、金利、発行者、信用、インフレなどに関するリスクを伴うことがあり、投資は換金時に当初元本を上回ることも下回ることもあります。外貨建てあるいは外国籍の証券への投資には投資対象国の通貨価値の変動や経済及び政治情勢に起因するリスクを伴うことがあり、新興成長市場への投資ではかかるリスクが増大することがあります。政府が発行する物価連動型国債(ILBs)は、元本価値がインフレ率に連動して定期的に調整される債券です。実質金利が上がった場合、物価連動型国債(ILBs)の価値は減少します。インフレ連動債(TIPS)は、米国政府が発行する物価連動型国債(ILBs)です。国債には完全な政府保証が付与されています。ただし、国債に投資するポートフォリオは米国政府保証の対象にならず、その価値は変動します。地方債による利子収入は税負担を生じさせる場合もあります。モーゲージ担保証券や資産担保証券は金利水準の変化に対する感応度が高い場合があり、期限前償還リスクを伴います。また、一般的には政府または民間保証機関による何らかの保証が付されていますが、民間保証機関が債務を履行する保証はありません。PIMCOの戦略はデリバティブ商品を利用しており、デリバティブ商品を利用することにより、コストが発生する可能性があり、また流動性リスク、金利リスク、市場リスク、信用リスク、経営リスク、そして最も有利な時点でポジションを清算できないリスクなどが発生する可能性もあります。スワップは非公開で締結される二者間の契約であり、スワップ取引には中心となる取引所や市場は存在しないため、取引所取引の商品に比べて、流動性が低くなります。空売りを実行する場合、証券を買い戻し、ショート・ポジションをカバーできるとの保証はありません。レバレッジを利用することにより、債務を履行するため、もしくは分離要件を満たすために、必ずしも有利ではないタイミングでポジション清算が必要になる場合があります。

本資料で紹介した投資戦略が、あらゆる市場環境においても有効であるという保証はありません。投資家は、自らの長期的な投資能力、特に市場が悪化した局面における投資能力を評価する必要があります。分散投資によって、損失を完全に回避できるわけではありません。

ブルームバーグ・バークレイズ米国総合インデックスはSECに登録されたドル建て課税証券を代表するインデックスです。このインデックスは米国の投資適格固定利付債市場を網羅し、政府債、社債、モーゲージ・パススルー証券、資産担保証券といったインデックス・コンポーネントに分かれています。こうした主要セクターはさらに細分化されたサブ・インデックスに分けられ、それぞれのサブ・インデックスの値が定期的に算出され、発表されています。LIBOR(ロンドン銀行間預金金利)は銀行間の短期のユーロドル・ローンに対して課される金利です。インデックスに直接投資することはできません。