PIMCOの視点

不安定な市場に向けて耐性のあるポートフォリオの構築

PIMCOの米国コア戦略担当最高投資責任者が、景気拡大期後期における守りを強化した投資ポートフォリオの構築戦略についてご説明します。

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オリビア・アルブレヒト: PIMCOの短期経済見通しについて、オリビア・アルブレヒトがヨアヒム・フェルズとスコット・マザーとお届けします。まずスコットに聞きます。今のポートフォリオ構築の考え方を教えてください。

スコット・マザー:重視しているテーマは現在のような環境に備えての守りや耐性です。資産価格は数年前とは大きく違ったものになっています 。この1年はこのような環境が続くでしょう。米国では全般的に価格調整と金利の正常化が進んでいます 。

確かにファンダメンタルズ面で、米国の短期・中期金利は他国に比べ魅力的です。スプレッド商品についても大きな価格調整が見られました。

今年もこの傾向は続くと予想され、一層のスプレッド拡大に備えたポートフォリオの組成を考えるべきでしょう。とはいえ一部のセクターや短期クレジットには投資妙味があります。特に長期クレジットと比べて魅力的です。

証券化商品にも魅力があります。高格付けの政府系だけでなく非政府系もモーゲージ債は、ファンダメンタルズの面で格段に魅力的です。

また以前述べたように、米国物価連動債にも投資妙味があります。市場は総合インフレ率を下回る低インフレが長期間続くことを織り込んでいますが、そうはならないと考えています。

このような時期にはその他のスプレッド商品にも投資機会が生まれます 。例えばエマージング市場です。ここでも守りの姿勢と資産の耐性のテーマは重要です。今年は多くの理由からエマージング市場には逆風が吹く可能性が強いからです 。しかし明らかに行き過ぎもあります 。

エマージン市場のパフォーマンスを左右するほど大きなドルの動きはないと思われますが、現地レベルでは過剰反応が見られる可能性があります一部は既に起こっていて 例えばエマージング通貨は割安とみています

ご留意事項


全ての投資にはリスクが伴い、価値は下落する場合があります。債券市場への投資は市場、金利、発行体、信用、インフレ、流動性などに関するリスクを伴うことがあります。ほぼ全ての債券及び債券戦略の価値は金利変動の影響を受けます。デュレーションの長い債券及び債券戦略は、より短い債券及び債券戦略と比べて金利感応度と価格変動性が高い傾向にあります。一般に債券価格は金利が上昇すると下落し、現在のような低金利環境ではリスクが高まります。債券取引におけるカウンターパーティーの取引能力の低下が市場流動性の低下や価格変動制の上昇をもたらす可能性があります。債券への投資では換金時に当初元本を上回ることも下回ることもあります。政府が発行する物価連動債(ILB)は、元本価値がインフレ率に連動して定期的に調整される債券です。実質金利が上がった場合、物価連動債(ILB)の価値は減少します。外貨建てあるいは外国籍の証券への投資には投資対象国の通貨価値の変動や経済及び政治情勢に起因するリスクを伴うことがあり、新興成長市場への投資ではかかるリスクが増大することがあります。モーゲージ担保証券や資産担保証券は金利水準の変化に対する感応度が高い場合があり、期限前償還リスクを伴い、また、一般的には政府または民間保証機関による何らかの保証が付されていますが、民間保証機関が債務を履行する保証はありません。分散投資によって、損失を完全に回避できるわけではありません。

金融市場の動向に関する記述は現在の市場環境に基づくものであり、市場環境は変化します。本ビデオで言及した投資戦略が、あらゆる市場環境においても有効である、またはあらゆる投資家に適するという保証はありません。投資家は、自らの長期的な投資能力、特に市場が悪化した局面における投資能力を評価する必要があります。投資判断にあたっては、必要に応じて投資の専門家にご相談ください。

本ビデオには、ビデオ作成時点でのPIMCOの見解が含まれていますが、その見解は予告なしに変更される場合があります。本ビデオは情報提供を目的として配布されるものであり、投資助言や特定の証券、戦略、もしくは投資商品の推奨を目的としたものではありません。本ビデオに記載されている情報は、信頼に足ると判断した情報源から得たものですが、その信頼性について保証するものではありません。

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