PIMCOの視点

市場を攪乱する可能性のある5つの要因

今後中長期的にはどのようなリスクが存在するのでしょうか?PIMCOの専門家が向こう3~5年の世界経済、金融市場、投資家のポートフォリオを大きく攪乱する可能性がある長期トレンドについて議論します

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アダティア: 今年は創造的破壊への対応として長期的な枠組みを論じました。こうした攪乱要因と今後のPIMCOの見通しについて、もう少し説明をお願いできますか。

ヨアヒム: 向こう5年に攪乱要因になりうる長期トレンドとしては主に5つ挙げられます。 一つ目の要因は中国です。経済的・地政学的野心を持っており、これが大きな攪乱要因になりうるとみています。

二つ目はポピュリズムです 新しいテーマではありませんが 保護主義との共同歩調をますます強めているように見受けられます。貿易戦争について考えてみてください。脱グローバル化のリスクもさらに高まっています。

三つ目の攪乱要因は人口動態です。これについても「以前から続いている問題であり 高齢化や寿命の延伸なら分かっている」とおっしゃる方もいるでしょう。しかしながら 人口動態が攪乱要因になりうる段階に入ったと見ています。なぜなら世界的な貯蓄過剰が増え続けているためです。これにより金利は低く抑えられており、より低い金利が長期にわたって続いていますが、長期化するほどより破壊的なものになりえます。

四つ目はテクノロジーです。テクノロジーが攪乱要因であることは皆さんご存知だと思います。

ただ企業セクターでそれが益々顕在化しているとみています。そのため多くの勝者と敗者が生まれていることを考慮しなければなりません。

そして最後の要因が金融市場の脆弱性です。これは今回の景気拡大局面の過程で蓄積されてきたものです。 PIMCOでは市場構造の特定の側面を懸念しており、次の景気後退局面で悩まされることになると考えています。

アディタヤ:ありがとうございます。ご質問がある場合は PIMCOの担当者にお問い合わせください。御覧いただきありがとうございました。

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