リバティブ(金融派生商品)とは、債券や株式、為替といった伝統的な金融商品から派生した金融取引およびそれらを利用した商品を指し、代表的なものとして先物やオプション、スワップなどが数多く取引されています。また、気温や降雨量などを参照する天候デリバティブや地震の発生を参照する地震デリバティブなど損害保険に類似した商品も、広義のデリバティブとして利用されています。

元来デリバティブは、伝統的金融商品の価格変動リスクを他者に移転し、ヘッジ(回避)することを目的として発達しましたが、市場の拡大とともに伝統的金融商品の代替投資先としての利用も増加しています。デリバティブ市場の拡大には、その価値を定量的に算出するための金融工学の発達が大きく関与しています。オプションの評価式であるブラック・ショールズ方程式やより複雑なデリバティブの評価に用いられるモンテカルロ・シミュレーションなどの手法の発見と確立によって市場が大きく拡大しました。

デリバティブの主な特徴として以下があげられます。

  1. 価格付けの参照先となる原資産が存在する
    ・原資産の価格や指数に連動して価格付けが行われる
  2. ショートポジション(売り持ち)の構築が可能
    ・原資産のロングポジション(買い持ち)に対するヘッジとして機能する
  3. 元本相当分の手元資金が不要
    ・当初、元本相当分の資金のやり取りが発生しない

上記3の特徴から、デリバティブを用いることで投資にレバレッジをかけることが可能になるため、過剰に投機的な利用が市場全体を揺るがす影響を与える事例も過去に発生していることから極端に忌避されるケースもみられますが、適切なリスク管理体制の下で用いることで投資効率の向上などの効果が期待できます。

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