ニューポートビーチ、カリフォルニア(2018年7月11日) - 世界をリードする債券運用会社であるPIMCOは、社会的責任の統括責任者に、ニューポートビーチを拠点とするエグゼクティブ・バイス・プレジデントのサプナ・シャーを任命しました。シャーはこれまで、PIMCOの世界各地のオフィスのインクルージョン、ダイバーシティ&カルチャー(IDC)イニシアティブの責任者でした。シャーは、グローバル・マーケティングの責任者でマネージング・ディレクターのキャサリーン・ストールにレポートし、PIMCOの最高経営責任者(CEO)のエマニュエル・ローマンや共同最高業務執行責任者(Co-COO)のロビン・シャナハンとも、さまざまなイニシアティブやプロジェクトで連携を密にします。
新設されたこの役職において、シャーはPIMCOの社会的責任のプラットフォームである「Purpose at PIMCO」を推進し実践する役割を担います。このプラットフォームは、社会に対して意義ある変化をもたらす3つの柱――PIMCO Gives(寄付)、PIMCO Acts(ボランティア)、PIMCO Advocates(企業方針、パートナーシップ、ソートリーダーシップ)――から成り立っています。シャーはこのプラットフォームを通じ、男女平等や飢餓問題、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する方針、IDCの活動を含むPIMCOの企業としての社会的目標の達成をサポートするため、さまざまなイニシアティブをリードします。
PIMCOのCEOのエマニュエル・ローマンは、「社内、社外両面において、積極的な社会の変化を推し進めるPIMCOの企業努力を率先するには格好の人物」として、「これまで2年間、PIMCOのインクルージョン、ダイバーシティ&カルチャー(IDC)のイニシアティブを主導してきた経験を有するシャーは、ベストプラクティスを実践し、さらにPIMCOの社会での役割を一層拡大させるパートナーシップを築くうえで最も適した人物です」とコメントしています。
「社内でも、PIMCOのオフィスがある地域社会においても、目に見える違いを生みだすために、PIMCOはNPOやその他の組織とパートナーシップを結び、インクルーシブな文化を育むために最善をつくします」と、マネージング・ディレクターでグローバル・マーケティング責任者のキャサリーン・ストールは述べています。さらに、「彼女の経験とリーダーシップが、今後何年にもわたってPIMCOが持続可能な社会的インパクトを与え続ける原動力となるでしょう」とコメントしています。
シャーは2007年PIMCOに入社し、インクルージョン、ダイバーシティ&カルチャー(IDC)・オフィサーとして、多様でインクルーシブな職場の確立を目指すPIMCOのグローバルなイニシアティブを推進してきました。また、PIMCO Pride、PIMCO Veterans、PIMCO Womenを含むPIMCOの提唱する各プログラムの立ち上げに携わったほか、PIMCOとGirls Who Investとのパートナーシップ確立などの主要なイニシアティブを牽引してきました。それ以前は米国の機関投資家のアカウント・マネージメントチームのシニアメンバーで、9年間さまざまな機関投資家のお客様に投資ソリューションを提供してきました。彼女はまた、PIMCOのグローバル・サステナビリティ・イニシアティブのコア・リーダーシップ・チームのメンバーでもあります。
職歴
シャーはPIMCOのエグゼクティブ・バイス・プレジデントで、PIMCOの社会的責任の統括責任者です。当職の前は、2016年、PIMCOのインクルージョン、ダイバーシティ&カルチャー(IDC)・オフィサーに任命されています。またそれ以前は、米国の機関投資家のアカウント・マネージメントチームのシニアメンバーでした。2007年PIMCO入社前は、JPモルガン・アセット・マネジメントの株式リサーチグループと、SKSマイクロファイナンス社の財務部門に在籍していました。15年の投資業務経験を有し、ペンシルバニア大学ウォートン校よりMBA、シカゴ大学より学士号を取得しています。