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米国の住宅:慎重な経済見通しの中での潜在的な好機

短期的に景気後退入りする確率は低水準にとどまっていますが、ボラティリティが高まる中、投資家は抵抗力のあるセクターに目を向けるべきだと考えます。

短期的に景気後退局面入りする確率は低水準にとどまっていますが、ボラティリティが高まる中、投資家は抵抗力のあるセクターに目を向けるべきだと考えます。潜在的な投資の好機があるとみているのが米国の住宅セクターであり、同セクターのファンダメンタルズは引き続き健全です。需要が供給を上回っているうえ、現在でも賃貸より購入する方が割安です(グラフを参照)。

さらに、景気後退リスクは高まっていますが、過去の景気後退局面でみられたのと同じ類の実体経済の不均衡は見当たりません。過剰な借り入れや過剰消費、過剰投資はありません。また、住宅価格の上昇や住宅関連の動きは鈍化していますが、米国の住宅市場のバリュエーションは妥当で魅力的にみえます。

このため、ある程度長期にわたる経済成長の鈍化や金利の上昇にも耐えられるセクターだと考えています。

有望セクター:米国の住宅

投資家にとっての意味

ボラティリティが上昇し、バリュエーションが延伸する中、投資家は柔軟性を重視し、ファンダメンタルズが堅固で、政治や貿易などの変動要因の影響を受けにくい米国モーゲージなどのセクターを検討すべきだと考えます。

著者

Daniel H. Hyman

Head of Agency MBS Portfolio Management

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