PIMCOの視点一覧

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短期経済予測

グローバルな相互依存と国内政治がエマージング市場の重石に

グローバルな相互依存と国内政治がエマージング市場の重石に

​エマージング市場は、中国経済の減速、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策スタンス、コモディティ価格の下落を始めとするグローバルな要因によって左右されており、国内の政治情勢やこの先の総選挙に対する注目の高まりがさらに特異なリスクを高めています。最近10年間は、エマージング市場のマクロ要因に対する依存度の変化が大きなテーマとなっており、現在、アジアに限らずほとんどのエマージング市場のマクロ見通しにおいて、中国の重要性が高まっています。先進国と比べて経済成長率が高く債務負担が小さいことから、エマージング市場への投資は引き続き妥当なものだと言えますが、最近の一連のショックによって、コモディティ市場のサイクル転換、政治の混乱、市場におけるボラティリティやリスク回避姿勢の強まりなど、多くのエマージング諸国がまだ依然として抱えている短期的なリスクが浮き彫りになりました。

経済見通し

エマージング市場では二極化がさらに進む見通し

エマージング市場では二極化がさらに進む見通し

PIMCOでは基本シナリオとして、2016年第1四半期までの期間については、ブラジル、ロシア、インド、メキシコの経済成長率は全体として前年比1.5~2.5%となり、特にブラジルとロシアでは需給ギャップがマイナスになると予想しています。PIMCOでは基本シナリオとして、米連邦準備制度理事会(FRB)が予見可能な範囲で段階的に出口戦略を進めた場合には、エマージング市場全体としてこれを乗り切ることができる公算は大きいものの、途中、ボラティリティが上昇したり突発事由が発生したりする可能性は否定できないとみています。PIMCOでは、さまざまな国、クレジット、市場に関連する厳選した投資機会に注目しています。

Michael A. Gomez

エマージング市場ポートフォリオ・マネジメント・チームの統括責任者


マイケル・A・ゴメス
マネージング・ディレクター ニューポートビーチを拠点とするポートフォリオ・マネージャーで、エマージング市場ポートフォリオ・マネジメント・チームの統括責任者を務める。2003年にPIMCOへ入社する以前は、ゴールドマン・サックスにてエマージング市場債券のマーケット・メーキング、および自己勘定トレーディングに従事し、さらにそれ以前にはコロンビアにて1年間、同国の財務省の財務顧問を務めた。その他、新興国への助言を行う委員会やインデックス・プロバイダーに市場関係者の観点を提供する委員会など、多数の委員会のメンバーも務めた。投資業務経験23年。 ペンシルベニア大学にて学士号、同大学ウォートン・スクールよりMBAを取得。