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U.S. Credit Perspectives
マーク・キーセル | 2009年7月
満ち潮から波立つ局面に
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問:約6ヵ月前に、社債に対して、PIMCOは近年例がないほど強気になりました。その後、市場はどのような展開を見せたのでしょうか。また、今年下半期にはどのような展開が予想されるでしょうか。
キーセル:
6ヵ月前の段階で、クレジット・スプレッドは過去20年以上で最大となる水準に拡大していました。PIMCOはこのクレジット・スプレッドに織り込まれたデフォルト・リスクと流動性リスクは過大であり、きわめて魅力的なリスク調整後リターンが期待できると考えました。U.S. Credit Perspectives 2008年12月号『今は社債、株はその後に』では、クレジット市場において、株式よりも大幅に低いリスクで、株式と同等のリターンを獲得する機会が得られると主張しました。その後、市場は急回復し、クレジット・スプレッドは大幅に縮小しました(チャート1)。2009年上半期のリターンを見ると、ハイイールド社債が+25.5%、投資適格社債が+6.9%、株式(S&P500指数)が3.2%と1、社債は株式を大幅にアウトパフォームしており、さらには株式よりも低いボラティリティでこれを達成しています。

信用力の高い社債に対する強い需要に加え、満ち潮がすべての船を押し上げるように、市場全体がラリーしたことで社債市場のほぼ全てのセクターは今年上半期、高水準のリターンを達成しました。つまり、2009年上半期はクレジット・リスクをロングにすることが重要であったということです。

PIMCOは高格付投資適格社債に依然として魅力的な投資機会があると考えていますが、特定のセクターや企業にとってはこの先、弱い経済ファンダメンタルズが逆風になる可能性があると考えられます。この環境をうまく乗り切るには、座礁、もしくは転覆の可能性がある企業やセクターを特定するため、広範囲にわたるトップダウンのマクロ・リサーチとボトムアップのクレジット・リサーチが必要になります。足元では、消費者を中心に債務の削減が進んでおり、この動きから生じる潜在的な波乱を乗り切るためには、各企業の債務期間構成や収益見通し、フリー・キャッシュフローについて、注意深く評価する必要があります。

今後は厳しい経済環境でも好調を維持できるセクターを特定するだけでなく、不安定な波立つ局面を無傷で乗り切れる良好なファンダメンタルズの裏付けのある企業を特定することが、これまでになく重要になるでしょう。つまり、差別化がますます重要になるということです。今年下半期の社債投資は、上半期よりも難しいものになり、優れた運用成果をあげるためには信用力を重視し、投資対象を厳選する姿勢が必要になります。

問:PIMCOの運用プロセスでは、こうした市場環境で必要になる困難な分析をどのような形で実現しているのでしょうか。
キーセル:
PIMCOではトップダウンのマクロ経済展望を、お客様のポートフォリオに組み込まれる個別証券の発行体企業や市場それぞれのボトムアップ分析と組み合わせています。投資適格社債ポートフォリオでも、ハイイールド債ポートフォリオでも、運用の基盤となっているのは、PIMCO独自のトップダウンの長期展望です。航海に例えると、トップダウン展望はPIMCOの運用プロセスの羅針盤となるものです。長期経済予測会議や短期経済予測会議において作り上げられた世界的な経済テーマは、どのセクターをオーバーウエートウエイトにし、どのセクターをアンダーウエートウエイトにするかを判断する際、特に重要になります。そして、選好するセクターに含まれる個別企業に対するクレジット・アナリストの見解と、有望と考えられる企業群に含まれる個別銘柄に対するポートフォリオ・マネジャーの相対価値判断を基に、ポートフォリオを作り上げます。

先日行われた今年の長期経済予測会議で得られた中心的テーマの一つとして、世界経済が全体として低成長に留まる中、中国を牽引役として、エマージング経済は引き続き、米国や欧州、日本など、先進国経済を上回るパフォーマンスを達成するとの判断があります。中国には経済成長率を高く保とうとする意志とそれを可能にする財政出動余地があり、雇用を活性化し、政治的な安定を維持するため、政府支出を拡大させてインフラの整備を進めると予想されます。

PIMCOの長期展望のもう一つの要素は、財政政策と金融政策による大胆な景気刺激の恩恵を最も強く受けるのがコモディティとエネルギーになるという見方です。こうした政策対応が取られたことで、実質金利は世界的にマイナスとなる可能性が高く、それは実物資産選好を強めるものとなります。それゆえ、PIMCOは特に低コストのエネルギーおよび金属生産企業を一層強気に見ています。この他にも、銀行セクターを始め、政府による景気刺激策や各種支援策の恩恵を直接受けることができるセクターがあります。

一方で、長期経済予測会議で浮上したもう一つのテーマとして、世界経済に対するレバレッジ削減の悪影響が持続するとの判断があります。これは長期的プロセスであり、企業レベル、消費者レベル双方で信用創出を圧迫するものです。特に、米国と英国では消費者レベルでのレバレッジ削減が依然として道半ばであり、小売、住宅建設、娯楽、ホテルなどのセクターや商業用不動産との関連が深い企業の業績は特に悪影響を受けやすいと予想されます。こうした状況で有利と考えられるセクターは、レバレッジ水準が低く、実物資産を保有している業種、すなわち公益やパイプラインといったセクターです。PIMCOはこうしたセクターにおいて低いデフォルト率を予想していますが、デフォルトが発生した場合でも、高水準の資産カバレッジにより、高い回収率が期待できると考えられます。

トップダウン展望を基に精緻な戦略を作り上げると、次は各セクターや企業のボトムアップ動向に注目します。例えば、セクターや企業のトップラインの成長見通しに影響を与える需給動向を注意深く検証します。言うまでもなく、選好されるセクターは、供給に対して需要が拡大しており、更なる成長が期待され、債務の返済に充当できるフリー・キャッシュフローを生み出す能力のある業種です。債券投資家として、PIMCOは売上の源泉の安定性と多様性、そして慎重な財務管理を高く評価します。最小限の条件を端的に言うと、PIMCOは、強いリーダーシップを持つ経営陣を擁し、クレジット・ファンダメンタルズが安定、もしくは改善している企業を求めているということです。


問:クレジット・スプレッドの縮小により、市場が予想するデフォルト率は年初に比べて、低下しています。これは安定した局面に入りつつあることを物語っているのでしょうか。
キーセル:クレジット・スプレッドが急激に縮小し、株価が上昇したからといって、経済状況が安定局面に入ったことを意味するわけではありません。クレジット市場の足元のバリュエーションについて検討する場合、PIMCOは常にファンダメンタルズとテクニカル(需給関係)の両面を注意深く検証します。年初からのスプレッド縮小の一部は、テクニカル要因によるものであり、その背景には社債に対する強い需要、金融市場における流動性の改善、システミック・リスクの低下がありました。

クレジット市場の流動性を示す一つの目安として、現物債スプレッドとクレジット・デリバティブのスプレッドの関係があります。この関係はクレジット市場の「ベーシス」と呼ばれ、ヒストリカルに見ると、両市場のスプレッドはほぼ連動しています。しかし、2008年第4四半期に現物債市場の流動性が極端に低下すると、この関係に重大な歪みが生じました。昨年末、クレジット・スプレッドは過去最高の水準に拡大しましたが、この高水準のスプレッドのかなりの部分は流動性プレミアムにより生み出されたことを、この事実は物語っています。

ここにきて、金融市場の流動性は改善し、現物債スプレッドはデリバティブ市場よりも大幅に縮小しています(チャート2)。潮が満ちると、港に停泊する船がすべて一様に押し上げられるのと同じように、今年上半期には流動性環境の改善が、クレジット市場全体における高水準のリターンの実現に寄与しました。


システミック・リスクの低下と良好なテクニカル環境がクレジット・スプレッドの追い風となっていますが、PIMCOはこれまでと同様に、クレジット市場の一部セクターのファンダメンタルズに慎重な見方をしています。銀行システムがレバレッジの削減を進め、公益企業に近いより保守的なビジネス・モデルに移行するに伴い、経済全体での信用供与額は減少することになります。この与信の減少はデフォルト水準の上昇につながる可能性があります。

PIMCOは政府の支援策と一部の企業が資本市場で株主資本を調達できたことにより、このデフォルト増加局面は先送りされた可能性がきわめて高いと考えていますが、デフォルト・サイクルが消滅したわけではありません。年初からスプレッドが大幅に縮小し、狭い水準となっていることから、ポートフォリオでは一層慎重なアプローチを採用しています。米国では過去18ヵ月間で、650万人が職を失いました2。この弱い労働市場と、個人に対する与信基準がきわめて厳格になっていることを踏まえ、PIMCOは景気回復の足取りが重いと予想しています。こうした経済ファンダメンタルズからすると、社債相場の上昇が急ピッチで進んだこともあり、リスクの削減が妥当と考えられます。

また、企業による償還債務の借り換え能力に影響を与える借り換えリスクも、政策面からの取り組みにより、将来に先送りされましたが、このリスク自体がなくなったわけではないと考えられます。クレジット・ファンダメンタルズは依然として厳しいものになり、レバレッジ水準の高い企業では特に厳しくなるでしょう。さらに忘れてならない点として、今年、ムーディーズによる格下げ件数は格上げの7倍に達しています3

デフォルト率の上昇の可能性に加え、高いレバレッジ水準と、弱い経済成長、そして、多くのハイイールド企業の資本構成で優先有担保債務が高水準となっていることから、PIMCOは今後、無担保債券の回収率がさらに低下すると予想しています。今年これまでにデフォルトした76社のハイイールド企業の場合、回収率は約20%です4。また、ハイイールド企業に対する投資が高リスクであることに変わりありません。現在、ハイイールド発行体のデフォルト率は11%であり、投資適格発行体のデフォルト率(0.4%)の27倍以上に達しています。さらに衝撃的な数字として、発行体の数ではなく、金額加重したハイイールド発行体のデフォルト率は、GMの破綻後、18.2%に達しています5。今年、ハイイールド債のスプレッドは既に800ベーシスポイント以上縮小しているため6、PIMCOはハイイールド・クレジットに一層の注意が必要であると考えています。


問:つまり、PIMCOは慎重な姿勢を取りながらも、この長く厳しい局面を乗り切る態勢を整えているセクターがあると考えているということでしょうか。
キーセル:その通りです。パイプラインやと公益事業セクターを有望と見るPIMCOの判断に変わりはありません。多くの企業で資金調達が困難になる環境において、こうしたセクターの債務を保有することはきわめて有効と考えられます。


パイプライン・セクターの主な強みとして、株式市場や債券市場からの資金調達を一貫して行っていること、レバレッジ水準が相対的に低いこと、そして安定性が高く、景気循環に左右されない手数料ベースのキャッシュフローが確保されていることがあります。多くのパイプライン企業はレバレッジ・レシオ(有利子負債/EBITDA)が3~3.5倍であり、長期契約に基づいてパイプラインを運営しています。加えて、パイプライン企業は通常、株式市場を利用して、設備投資を調達しています。こうした企業がオーガニック・グロース、つまり本業による成長を続けていることは、きわめて重要です。パイプライン企業はフリー・キャッシュフローを生み出し、事業拡大のために設備投資が必要になった場合には、秩序ある形で増資を実施し、資金を確保することが一般的です。


増資と借入手段の確保は2009年下半期に企業を差別化する重要な要因であり、PIMCOはさまざまなシグナルを見極め、今後も株式市場を注意深く見守っていきます。企業が景気後退を乗り切れるかどうかの先行指標は、株式市場や無担保債権市場で資金調達ができるかどうかです。

公益セクターも良好なパフォーマンスを実現しており、下半期には一層のアウトパフォーマンスが予想されます。公益セクターの第1抵当債券で元本損失が発生することは滅多にありません。おしなべて言うと、公益企業は実物資産を保有しており、固定資産の少ないIT企業や小売企業よりも、回収率が高くなる傾向が見られます。また、公益企業のサービスは景気変動によって左右されることが少ないため、必然的にディフェンシブな性質を持ちます。

 

問:金融サービス企業についてはどうでしょうか。
キーセル:
銀行システムは他のセクターとは異なる独自の状況にありますが、生き残る銀行とそうではない銀行を見極めるためには、他のセクターと同じように、広範囲にわたるリサーチが必要です。

一部の銀行はトレンド成長率を下回る経済成長と弱い個人消費、商業用不動産市場や居住用不動産市場の下落の悪影響を強く受けると見られ、PIMCOはこうした銀行を敬遠しています。経済が低調な中、消費者向けローンと企業向けローンは引き続き圧力を受けるでしょう。そのため、この環境を乗り切るために、徹底したボトムアップのクレジット・リサーチが必要になります。


一方、PIMCOはグローバルに展開する「ナショナル・チャンピオン(国を代表する大手金融機関)」を選好しています。こうした企業は相対的に事業分散が進んでおり、世界的な規模で預金を獲得し、バランスシートは相対的に良好な状態にあります。さらに、政府と中央銀行からの支援を受け、スティープなイールドカーブの恩恵を最も強く受けることができます。米国では、連邦預金保険公社による暫定的流動性保証プログラム(TGIP)により、この制度に参加している企業のデフォルト・リスクと流動性リスクは低下しました。また、言うまでもなく、重要な金融機関の資本を直接増強することを狙った問題資産救済プログラム(TARP)が利用されました。PIMCOは大手金融機関がスーパータンカーに近く、経済面、金融面で直面する可能性のある厳しい状況を乗り切るため、必要な支援を受けることができると考えています。


銀行にとってみると、2009年上半期は第1四半期と第2四半期と全く異なるものとなりました。第1四半期、市場はストレス・テストの結果発表を待つ形となり、優先株から普通株への転換を巡る不透明感に対応しなくてはなりませんでした。不透明感はきわめて強く、それが資本構成の下部を中心に、銀行クレジットの悪化とアンダーパフォマンスに繋がりました。


第2四半期に入ると、銀行のストレス・テストの結果が発表されました。政府は銀行に求める資本調達額を発表し、銀行は主に株式市場を通じて、それを実行しました。また、複数の銀行が無担保社債市場で社債を発行できたことは大きな意味を持ちました。こうした銀行の一部は既に資産売却を成功させており、体力に優れる銀行はTARP資金の返済を完了しています。公的部門から民間部門へのスムーズなバトンタッチが始まったことは、銀行の資本増強が大きく歩を進め、新たな段階に入ったことを意味しています(チャート3)。

 


PIMCOは今後、このセクターで成長指向のビジネス・モデルから、公益企業に近いビジネス・モデルへの転換が続き、それに伴って特定の債券がアウトパフォームすると考えます。この転換プロセスを経て、銀行セクターのリスクは低下し、バランスシートのレバレッジ水準が低下するでしょう。これは債券保有者にとって好材料です(但し、株主にとっては、さほど歓迎すべき材料ではないかもしれません)。

銀行債の利回りは現在、優先債で5~7%、劣後債で7~8%であり、ティアTier1証券の一部は依然として9~13%の利回り水準にありますが、PIMCOは特定の発行体について、こうした利回り水準には魅力的な価値があると考えています。


一部の優良な銀行はハイイールド債など、他の資産クラスと比較して割安と考えられます。また、投資適格社債市場の他のセクターと比較しても割安であると考えられ、銀行セクターは製造業セクターよりも広い水準で取引されています(チャート4)。

 


問:この他に、現在の環境で魅力的と考えられるセクターはありますか。

キーセル:PIMCOは先発医薬品(ブランド医薬品)メーカーおよび後発医薬品(ジェネリック医薬品)メーカー、病院、股関節および膝人工関節企業、腎臓透析企業など、ヘルスケアの一部サブセクターへの投資を適切と考えています。こうした企業はほとんどが、消費支出の非自由裁量的部分から売上の大半を得ています。さらに、こうした企業はほとんどの場合、実物資産を保有しており、長期的な成長動向が追い風となります。

また、PIMCOはトレンド成長率を下回る環境の中、相対的に見て、通信及びケーブル企業の安定性が高いと考えています。こうした企業は利益率が高く、レバレッジ水準が低く、さらには強い価格設定力を有しており、業績は安定的です。

最後に指摘すべき点として、課税地方債発行額の増加があります。その最大の原因は、政府による「ビルドアメリカ債」プログラムにあります。課税地方債の一部銘柄は、格付が同水準の社債と比較して、魅力的な価格水準にあります。

 

問:投資を見合わせているのはどういったセクターでしょうか。

キーセル:PIMCOは現在、今年上半期に価格が大きく上昇したセクターの一部について、投資を手控えています。今年上半期の価格上昇はベータ水準が高く、全体の価格水準が押し上げられる中、一部銘柄は過大に上昇しました。しかし、今後は勝ち組と負け組が明確に分かれる状況になると見られ、そこでは企業ファンダメンタルズが決定的に重要になります。現在、きわめてタイトな水準で取引されている一部の企業ではラリーが行き過ぎであり、行く手には氷山の一角が見えているにもかかわらず、価格水準はわずかな氷のかけらが浮かんだ状態を織り込んでいるに過ぎないということができるでしょう。一部のハイイールド社債は特にそうした状態にあります。

PIMCOは今年下半期、小売、住宅建設、娯楽及びホテル、石油精製、そして商業用不動産や居住用不動産等の結びつきが深い企業が厳しい環境に直面し、こうした企業の中には経営状態の悪化する企業が出てくる可能性があると考えています。経営が立ち行かなくなる社債や破綻する社債は、大半がレバレッジ水準の高いハイイールド企業になると考えられ、こうした企業は今後の借り換え懸念に直面しています。


一方、テクニカル面に注目すると、需給関係は投資適格市場、ハイイールド市場双方にとって支援材料になるものの、引き続き、高格付発行体に強い追い風になると考えられます。全体として、PIMCOは信用水準の高い投資対象に移行する好機が到来していると考えており、それがPIMCOの下半期の戦略となっています。

 

問:今後、波乱含みの展開が予想されることからすると、PIMCOは投資適格市場とハイイールド市場に同じような戦略で臨もうとしているのでしょうか。
キーセル:
投資適格社債かハイイールド・社債かにかかわらず、PIMCOが重視するトップダウン・テーマはきわめて近いものになる予定です。PIMCOがオーバーウエートウエイトにしている企業は、政策面からの支援が受けられる企業、そして実物資産を保有し、相対的に安定性が高く、経営コストが低く、レバレッジ水準の低い企業です。一方、アンダーウエートウエイトにしている企業は、米国の個人消費に対する依存度が高い企業、そしてレバレッジ水準の高い企業です。

金融市場は過去2年間の津波から復旧しようとしており、今後は個々の企業のファンダメンタルズがますます重要になるでしょう。こうした環境において、クレジット市場への投資の鍵を握るのはマクロ経済状況と政策的取り組みに関する十分な理解と、それに基づく徹底したボトムアップ・リサーチです。満ち潮により市場全体が大きく上昇した今、しっかりとした舵取りが大切です。慎重に進めば、今後の波立つ状況が魅力的な投資機会をもたらすことでしょう。

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1 メリルリンチ 米国ハイイールド・キャッシュ・ペイ・インデックスとバークレイズ投資適格クレジット・インデックスのトータル・リターン。2008年12月31日から2009年6月30日。
2 労働省発表非農業部門雇用者数の2007年12月から2009年6月までの累積変動。
3 ムーディーズ、2009年6月30日現在。
4 JPモルガン、2009年6月30日現在。
5 ムーディーズ、6月デフォルト報告、2009年7月8日発表。
6 メリルリンチ、BB/Bインデックス。2009年6月30日現在。

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